新世界 を読んで ~お金と信用~
新世界 を読んで
西野亮廣さんの著書、「新世界」では、これからのお金と信用、生き方について著者の経験から語られています。
特に印象に残った点は次の3つです。
- お金よりも信用の時代
- 嘘でお金を稼いでも、信用は落ちる
- 表現が面白い
1.お金よりも信用の時代
信用があれば、お金がなくても生きていける時代になってきたようです。
作品では、ホームレス小谷さんの例が挙げられています。
1日50円で何でもする。通常なら考えられない。
しかし、雇い主は申し訳なくなり、昼ご飯、晩御飯、呑みへと誘ったりする。
結果として、1万円ほどになっている。
しかし、1万円で働くよりも、信用を稼げる。
信用を稼ぐことにより、困ったときお金に換金できる。
ホームレス小谷さんの場合には、結婚式の費用のために換金したそうです。
なるほどなと。応援してくれる人が増えれば増えるほど、生きていくのは楽になる。
2.嘘でお金を稼いでも、信用は落ちる
結婚式の費用を集めた方法は、「クラウドファンディング」です。
1日50円で雇った人たちが、主に出資してくれたそうです。
こうしたクラウドファンディングは、有名なタレントが行っても上手くいかないことがあるそうです。
タレントは、視聴率のために“嘘”をつくことがある。そうした“嘘”が、信用を落としていく。
今はお金を稼げても、これからの時代、稼げなくなっていきそうです。
自分も、嘘をつかないようにし、信用、信頼を持てるようになりたいと思いました。
あるツイートが少しバズって、知り合い(大学の同期など)にばれるが嫌だなと思い、ツイッターのアイコンを、顔写真から変えようと思っていました。
しかし、顔出しのほうが出ていないよりも、逃げていないような気がして、信用をためやすいかと思い、やめました。
3.表現が面白い
内容はもちろんのこと、表現が面白いです。さすがお笑い芸人。
炎上案件ですぐに騒ぐ連中に対して
「口内炎ができて、少し黙ればいいと思う。」とか。僕も使っていこ。
他にも読んでていいなと思ったこといっぱいあったけど、読書しながらメモとる習慣なかったから、どんなのだったか忘れちゃった。
今後は、メモとるなり付箋貼るなりしよ。
僕の知ってる西野さん
最近はめっきりTVを見なくなりました。いつから見てないだろな。
記憶に残っている、好きなテレビ番組として、「はねるのとびら」があります。ギリギリスなど、体を張った笑いが好きでした。
TVもニュースもあまり見てこなかった僕にとって、西野さんは、キングコングの西野さんのイメージが強かったです。
当時を振り返って、苦しかった様子や嘘をついて稼いでいたことなど書かれていました。
売れているときに、レールから外れ、自分の道を開いたのがすごいです。
「バカとつき合うな」を読んでいるときにも思ったことが、やりたいことを全力でやっているということです。
やりたいことを本気で取り組めば、仮にお金がなかったとしても、充実した人生を送れるのではないかなと思いました。
大学や会社で消耗したりすることのない人生を送りたいです。